ピーナッツの風味と香ばしさ際立つ〈加糖・つぶ入り〉タイプ
国内の約80%を収穫する千葉県房総半島で、良質な落花生を提供してきたセガワが、
長年知り尽くしたピーナッツそのものの味わいを余すところなく引き出した、
本当に美味しいピーナッツ・ペーストをつくりました。
こだわったのは、選ぶ素材や製法、焙煎も然ることながら、そのなめらかな舌触り。
グリーンラベルの〈加糖・つぶ入り〉タイプは、丁寧にローストされた粗びきの
クラッシュド・ピーナッツが入ったシュガータイプ。
ピーナッツが持つ素材の風味と香ばしさが一層引き立ちます。
九十九里沖の海水を汲み上げ、地元旭市でつくる「揚げ浜式製塩」
すべてのBocchiの製品に使っているお塩は、日本に昔から伝わり、唯一その技術が残されている
「揚げ浜式製塩」。九十九里沖の海水を汲み上げ、地元旭市でつくっています。
トゲのない自然の旨みを含んだ風味が、ピーナッツの甘さをより引き立ててくれます。
なめらかな舌触りと素材本来の味を引き出すための加工
なめらかな舌触りをつくりつつ、千葉県産落花生の本当の美味しさを活かすための良い塩梅の塩加減を模索することで、甘すぎず、
豆豆しくなりすぎないベストバランスを追求しました。
ピーナッツの焙煎(ロースト)具合の調整は、機械が自動的に行ってくれるわけではありません。
複数人の担当者で管理していますが、同じクオリティの仕上がりを維持するために、細心の注意を払って取り組んでいます。焙煎が終了したら、ローストピーナッツを丁寧に選別し、ピーナッツをペーストに加工していきます。
仕上がりの色具合を毎回均一にするため、ロースト具合の違うものを混ぜて調整しています。
仕上がったピーナッツペーストは瓶詰めして、酸化しないように真空状態にして蓋閉めを行います。
最後にビンにラベルを貼り、商品を検品します。蓋にキズは無いか、きちんと脱気されているか、ラベルのズレは無いかなど、複数の項目に関して念入りなチェックの完了後、問題なく完成した証として、Bocchiのロゴシールを蓋に貼り付けて完成です。
畑で採れたピーナッツペーストの開発裏話
季節商材(新豆の時期10月下旬〜翌年の節分まで)としての色が強い落花生産業では年間従業員を養っていけない。
毎年、落花生生産者が減少している...。このままでは若年層の方々が千葉県の落花生の本当の美味しさを知ることなく、この産業は終わってしまうのではないか...。その危機感から全てが始まっています。
打開策として考えたのが、ベーカリー向けに本当に美味しいピーナッツペーストをつくること!
そう思い立ったのが2014年のことでした。
当時、東京ビッグサイトにて行われていた「P&B パティスリー&ベーカリー カフェ向けの展示会」に足を運び、情報収集したところ、新進気鋭ベーカリー「365日」のことを知り、「ここに売り込みに行って気に入ってもらえなかったら全てが終わる!!」とまで思い込んでいました。
「365日」の杉窪さんに自信満々に試作品のピーナッツペーストを試食していただいたところ、返って来た言葉は
「舌触りが重くて、朝食にパンに塗って使う気になれない」というものでした。
今でもその言葉は鮮明に私の脳裏に焼き付いていて、「落花生屋さんの主張は市場で必ずしも受けるものではない」という事実を知りました。
そこから約1年の月日が経ち、杉窪さんに「これいいね!」と言ってもらえた時、今のBocchi畑で採れたピーナッツペーストの原型が出来上がりました。発売から数年が経ちましたが、幾度となく原材料の配合が少しずつ変わり、今なおたくさんの方に喜んでいただける良い商品に成長しました。今では日本一美味しいピーナッツペーストであると自負しています。
Bocchiの活力、お客様の声!
「うちの子が(中学生の女の子)ビンを抱えてスプーンで全部食べてしまいましたw!」
「添加物不使用なのに、なんでこんなに煎りたのピーナッツの香ばしさが味わえるの?」
「甘さ加減がちょうど良い!」「いろんな料理に使えて便利!」
「こんなにさらっとしたピーナッツペースト初めて!使いやすい!」
「アイスにかけても美味しそう!」「パンだけじゃ勿体無い!」